2012.7.28.
連日の猛暑、それでも沢山の方々に蓮池を訪れていただいています。一日に咲く花の数は、一時より少なくなりましたが、まだまだ咲き続けています。
そんな蓮池ですが、中国の野生種の蓮が咲きました。説明書きを出していないので解りにくいのですが、入り口を入って左、上の池の脇にタライで育成していた、少し小振りな蓮です。日本ばかりか世界中の蓮について研究をしている「蓮文化研究会」から頂いた種から育てたものです。一昨年、育成を試み、発芽はしたものの、開花にいたりませんでした。昨年の三月に再チャレンジ、発芽から一年半で開花させることができました。中国・黒竜江省・肇源(チョウゲン)にある蓮花湖に咲く野生の蓮花です。
さて、蓮池のようすですが、一時より花の数が少なくなりましたが、姿に乱れのない、姿の良い花が咲いています。そして、一輪の花が大きなものが見られるようになってきました。花の直径が30㎝のものが沢山ありますし、中には35センチになるものもあります。蓮池入り口近くに咲く小さめの花と南側奥に咲く大きな花との違いなど、比べて見ていただくと、蓮の花をご覧頂くときに、違った楽しみもあるかもしれません。